免疫ミルクトップ > わんにゃんWalker2022年4-9月

●わんにゃんWalker 2022年4・5月号
 筋トレわんわんが紹介されました。P21

犬の老化とケア

犬の老化(筋肉)とは
 犬の運動能力の最大ピークは2〜3歳ごろで、それ以降、徐々に老化が始まります。但し、ピークではないというだけで、普段は70〜80%動ければ事足りるので、ある程度年齢がいっても平気なわけです。
 7〜9才くらいは人間でいうと50代。犬も50代になると人間と同様に「気持ちは若いけど、身体がついていかない」といった状態になります。そういう意味では筋肉の老化が始まっているのです。ちょうどこの頃から、椎間板ヘルニアや十字靱帯損傷などの疾患も増えてきます。
 さらに13才くらいになると特に後足が極端に衰えてくるようになります。そうするとふらついたり、震えたり、走れなくなったりなどの症状が出てきます。また、体幹の筋肉が落ちてくると左右の動きに弱くなります。立っていてよろけてしまうと膝にねじれの力と体重がかかり、膝(十字靱帯)を痛めることが多いです。
 そして15.16才くらい(人間でいうと80代)になると3割くらいの子が歩行に問題が出てきます。単純に老化して筋肉が衰えるという場合もありますが、多くはベースに膝を痛めているような疾患を抱えていて、そういう子は筋肉が落ちてくると歩けなくなってきます。

お散歩とおうちでの筋トレ

 年をとっても動けるようにするには若い時からしっかり運動をして筋肉をつけることが大切ですが、ある程度年を取ってきたら「無理をしない程度に歩く」ことです。「歩く」ことは衰えていく後足の筋肉維持には重要です。
 「無理をしない」とは自発的に歩く、散歩中の歩き方に違和感がないということです。足に疾患がある場合は必ずサインを出すはずなので、それを見逃さないでください。散歩に出かけるのではなくおうちへ帰るという方向でスムーズな散歩ができる場合もあります。自発的に動くような(犬の気分が上がるような)工夫をしてみてください。
 おうちのなかでは後足で立つことで鍛えることができます。フローリングは滑りやすいので、滑りにくいマット(ペット用や赤ちゃん用のパズルのようなマット)などを敷くことをお勧めします。このようなマットは汚れたら簡単に交換や掃除もできるので衛生面でも安心です。できるだけ興奮状態にさせないように回ったりねじったりする動きやジャンプなどは止めて、廊下などでまっすぐ動ける場所を作ってあげてください。

歩くための筋肉ケアサプリメント
 寝たきりなのと、少しでも自分で歩いてくれることは全然違います。歩くということは飼い主さんにとっても何より大切なことです。歩けなくなることでトイレなどのケアも必要になってきますし、楽しい時間を過ごすことも減ってしまいます。
 後足を鍛える運動にプラスして、特に老犬(13歳以降)には筋肉ケアサプリメント「HMBケアサプリ®筋トレわんわん」をお勧めしています。飼い主さんからの評判も良く、当院の隠れたヒット商品です。

橋本どうぶつ病院 橋本 隆志 院長プロフィール
 
1991年 麻布大学獣医学部卒業後、世田谷区『吉池獣医科病院』で5年ほど経験を積み、『橋本どうぶつ病院』を開院。

 

 

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