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自己免疫疾患について
自己免疫反応のしくみ
免疫反応は、自己と非自己を識別する生体防御に欠くことの出来ない反応です。しかし、自分を守るはずの免疫機構が、何らかのきっかけで、自分自身の組織や細胞に刃を向ける場合があり、この反応を「自己免疫反応」といい、ひどい場合は「自己免疫疾患」と称される重篤な病気につながり、健康な方でもこのようなことは、起こりうると言われています。
自己免疫疾患(1)
自分の組織や細胞に対して免疫反応が起こった結果、発症する疾患を「自己免疫疾患」といいます。この原因ははっきりとはしていませんが、要因の一部には外的微生物や薬剤が関係していることが、わかってきました。それは生体内組織や細胞と、これら微生物や薬剤が体内の細胞組織を犯した結果できる抗体が類似していて、自己に対して誤認と異物排除や免疫学的攻撃をするのです。また、この疾患は特定の遺伝子を持った方や女性に多いとも言われることもあり、現在原因解明の為様々な研究がなされています。
自己免疫疾患(2)関節リウマチ
関節炎の痛みを訴える方々の1つに「関節リウマチ」という疾患があります。この疾患は、自分のIgG抗体に自己のIgM抗体が結合して出来るリウマチ因子という免疫複合体が出来ることにより、この免疫複合体を更に、排除しようとする細胞やIgG抗体が出来てこの反応が連鎖的に限りなく続いていき、また、この時に関節内部の滑膜細胞に炎症を起こさせることで、痛みと骨の変形を引き起こします。しかし、この自己抗体の引き金を引くものは何であるかは未だ不明です。
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