免疫ミルクトップ > わんにゃんWalker2020年度下期

●わんにゃんWalker 2020年12・2021年1月号
 筋トレわんわんが紹介されました。P23

病気の「気」
 人でも動物でも病気は辛い。この辛さからの解放が「治る」ということ。病気という言葉は「病(やまい)」と「気(き)」という字でできています。病は薬などの治療で直接治すことができますが、気は文字通り気持ちの部分。この「気」の部分が解放されないと本当に治ったとはいえません。飼い主様の「気」が動物の「気」に影響を与えていることもあり、「気」が病をつくることも治ることもあります。

 当院内は開かれた大きな窓や高い天井で「光があふれ風が流れる」空間を、院外は「緑があふれ水が流れる」空間をつくり、まるでリゾート地のような「気」がほぐれる安全な場所づくりをしています。動物病院は病気を治すことだけにとらわれず、目線を変えた環境で飼い主様も動物も「病」と「気」が治る、そういう場所を目指しています。 

「うんち」の大切さ
 私は人の抗原抗体反応検査などの研究経験から、健康のため、長生きのためには免疫力=腸内環境(おなかの健康)ということを重要と考えています。

 当院では飼い主様にうんちの写真を持ってきてもらうとポイントが付くという「うんちカード」を発行しています。うんちは硬さが重要です。下痢でも、硬くてもダメ。うんちの写真を撮ることで飼い主様の意識が変わります。健康意識の高い飼い主様の動物は健康で長生きですし、病気の予防にもなり治療もスムーズに進みます。さらに当院ではLINEで「うんち注意報」を発令し、腸内環境の悪化しやすい時期に注意するように呼び掛けています。

 「ペットアイジージ」はとてもシンプルな商品で、腸内環境という部分でおすすめです。実際に私も飲んでみました。結果が出ないとなかなか続けられませんが、当院では継続的に与えている飼い主様が多いようです。

動物病院・獣医師本来の役割
動物病院は動物の病気を治すところですが、動物のためのだけに、治療するだけではありません。本来の姿は「動物から人間への感染症を防ぐ」人のためでもあります。ですから獣医師は国家資格であり、専門的な知識がないと動物に対しての治療ができないのです。人と動物、お互いの感染症や病気を予防することで、お互いが元気で幸せに長生きできるのです。それが獣医師の姿であると思っています。

若山動物病院 若山正之院長 プロフィール
酪農学園大学卒業後、30歳で若山動物病院開業。
太〜く長〜く生きること(予防)をモットーに動物病院という固定観念にとらわれない自由な発想で飼い主様と動物に向かい合っている。

 

●わんにゃんWalker 2020年10・11月号
 筋トレわんわんが紹介されました。P2

見るではなく診ることを大切に
私たち獣医師が大切にしていることは、飼い主さんも動物たちもHappyになれることだと思っています。そのために重要だと日々心掛けているのは飼い主さんと丁寧にお話しをすること。自分たちはこれを30年間大切にしてきました。インフォームドコンセントがなくては、本当の意味での治療は進まないのです。

動物たちの健康が環境因子(飼育環境や生活時間など)と深く結びついていることは案外知られていないかもしれません。時には、生活環境を変えていただかなくては薬だけ飲んでいても治らないことに遭遇したりします。今まで蓄積した長年の経験と飼い主さんとの会話の中でヒントを見つけられたときは安堵し喜びも感じたりします。

 ですが、私たち獣医師ができることは、ほんの一部かもしれません。院内の検査設備の充実はさることながら時には徹夜の看護ができたとしても、毎日一緒に暮らす飼い主さんに薬を飲ませてもらったり食欲の有無や排便や排尿の状態に至るまで観察をお願いしているのは事実です。そんな飼い主さんの負担を減らすためにもお薬を喜んで食べてくれることはかなり重要だと感じます。

 病院には循環器疾患や腎臓疾患の動物たちが多く通っています。これらの疾患では体重が減りがちになります。

意外に知られていないのは、病気になると1日の必要なカロリーが増加するという事実です。1頭1頭動物たちの性格が違うように治療の仕方も処方するお薬も異なると考えています。ですが、ご飯にお薬を混ぜたためにご飯を食べなくなることは絶対に避けなければなりません。薬を美味しく飲んでもらう。同じことがサプリメントにも言えると思っています。

将来予想される疾患の予防
 動物たちを見ていると、将来の健康状態がわかることもあります。将来かかるであろうと思われる疾患が予測できるのであれば、少しでも予防をしてあげたいと考えています。そのためでしょうか、当院に来てくれる動物たちはお年寄りが多いです。16歳なんてまだまだと、待合室では飼い主さんたちの年齢談義が聞こえたりします。お年寄りが多いので、いつ何時容態が悪くなっても緊急対応できるように院内検査機械は常に充実させるように心がけています。ですが、検査結果が全て正常値だから大丈夫です!と言えるのでしょうか?実は検査データーを読みとく技術がないと、将来忍び寄る病魔に早めに警鐘を鳴らしてあげられないのです。それはとても残念なことだと思っています。

 ところで、加齢に伴う筋肉の減り方は動物も人間と同じなのです。残念ながら動物の筋肉量をグラムで測る検査機器はありません。時折、郊外を散歩しているワンちゃんの後ろ姿から将来歩けなくなるなと、診察してしまうことがあります。こんな時こそ筋肉強化のサプリメントが効果的なのに、と考えます。「筋トレわんわん」は当院の飼い主さんのご協力をいただき、イヌを対象として試していただきました。初めはおやつ代わりの感覚でいらした飼い主さんでしたが、時間の経過とともに肢をあげておしっこができるようになったりお話される飼い主さんが増えてきました。

高橋誠院長 プロフィール
1980年 北里大学卒業
1992年 どうぶつ病院東橋本開院

 

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